俺の耳がピクツと動いた。


「今、なんて?」


「だから、野球部に入ってくれたら宿題なしにしてやろうって」


「入る!!」


宿題がないということに楽さを感じ、即答で答えた。


「よし!メンバーそろった!」


青山は俺にガッツポーズを向けてきた。


それにしても宿題ないとは天国かも。


野球部入ってマジ良かった。


って、俺野球できんぞ!?