「マジ!?よかったー……!」 マンガを床に置くと、パアッと顔をほころばせた夏希。 え? なにがよかった、なの? 夏希の言いたいことがわからなくて、首をかしげる。 「……じゃあ陽菜、お前は明日、ひまっつーことだな?」 念押しするように聞いてくる夏希に、無言でうなづく。 なんなのよ。 さっきからそう言ってるのに。 「よし、俺が1日付き合ってやるよ。どっか行こうぜ」 やけにうれしそうに、そんな提案をされた。