「……明日、ひま?」 唐突に、夏希が口を開いた。 言葉の意味を理解する前に、パッと夏希の顔を見る。 その顔は、不自然にベランダの方を向いている。 「……へ?」 明日? って、クリスマスじゃん!! 「だから、ひまかって聞いてんだよ!」 急に立ち上がると、なぜか本棚の前に立つ夏希。 ……なんであたしに背中を向けるのかな? よくわかんない。 「え、てか、ひまもなにも明日の夕方からパーティーするじゃん」 毎年恒例のクリスマスパーティーだよ!