部活は野球をしていて、放課後のグラウンドはいつも夏希のファンでいっぱいだとか。 しょっちゅう女の子から手作りのお菓子をもらってて……。 「ハッ!!」 お菓子と言えば、ブラウニー!! 焼いてる途中だった! あたしは我に返って、グルリと室内を見回す。 あれ!? 夏希がいない!! 「陽菜ー!これほっといていいのかよー?」 夏希の間延びした声は、キッチンから聞こえてくる。 うそ! いつの間にキッチンに!? 「今行くから!」