俺のこと、好きっていいなよ。




「寒いくらい、我慢しろよ。俺は空気悪すぎて気持ち悪いんだよ」



しれっとそう言うと、リビングの隣にある洋室の窓も開けてしまった。


な、夏希のやつ~!!

いくら幼なじみだからって、家に入ってきた途端、窓を開けるかな!?フツー!!


あたしはオーブンから離れて、夏希のいる洋室へ向かう。



「もういいでしょ!十分換気できたよ!」

「はいはい、陽菜はやかましいな~」



誰のせいよ!!

笑いながら窓を閉める夏希をキッとにらむ。


こんなやつが森谷先輩よりモテるなんて、信じられない!