「う、うわっ!陽菜ってば揺らしすぎ!」 「あっ!ごめん!!」 慌てて、しいちゃんから離れる。 ひとつのことを考えると、周りが見えなくなるんだよなあ……。 反省しなきゃ! しいちゃんはブレザーを直しながら、ニコッと笑う。 「陽菜も惚れっぽいよね~!あれで好きになっちゃうなんてさ!」 え、惚れっぽい!? 考えたことなかったかも……! 楽しそうに笑いながら、体育館へ入るしいちゃんを追いかける。 あやくんはというと、クラスの男子としゃべってる。