「はいはい。好きにしたら?」 「は~い!好きにする~」 可愛らしく笑いながら手をあげたイケイケ女子ふたり組は、仲良く廊下を歩いていった。 夏希の女の子に対する態度は、意外なくらい優しいんだ。 ……あたしには、意地悪しか言わないのに。 ま、まあ、気にしてないけどね! 女の子たちからの差し入れは受け取ってないみたいだし……。 って、これじゃあ気にしてるようなものじゃん!! 「……陽菜?」 ひとりでツッコんでいたら、夏希が不思議そうな顔であたしを見ていた。