俺のこと、好きっていいなよ。




なんなの、ほんと。

かわいすぎて、それこそ抑え効かなくなるっつーの。



「じゃあ、化学がんばったらまたキスしていい?」



でも、この状況はまずい。

母さんと父さんは颯希を連れて出かけてしまったし、たぶん夕方まで帰ってこない。



「ど、どうぞです……!」



俺のお願いに照れながらうなづく陽菜に、やっぱり我慢できなくて。


ぎゅっと抱き締めたら。



「夏希に抱き締められるの好き……」



なんて、うれしそうに言うから、さっきの陽菜の言葉に甘えて、またキスをした。







*おしまい*