ポカンと、その場にたたずむ。 なんか、感じのいい人だったなぁ。 夏希にはない爽やかさがあるというか。 ぶつかられたのに、嫌な気持ちにならなかった。 むしろ、好印象しか残ってない。 「陽菜、なにボケっとしてんの」 「うわぁ、夏希!?」 もう学校に行ったかと思ってたよ! びっくり。 ……それで、ちょっぴりうれしい。 女の子たちと話してたのに、あたしが来ないからって気にかけてくれたんだね。 「なんかあった?そんなポーッとして」