感謝の気持ちを伝えるように、夏希の目を見て言う。 15センチくらい身長差があると、どうしてもあたしが見上げることになる。 すると、夏希はパッと目を逸らした。 「べ、別に。陽菜がひとりで泣いてたら迷惑になんだろ。だから、道端とかで泣くなよ」 「!?泣かないよ!」 道端で泣くわけないでしょ! 夏希のアホ!! ……っと、待てよ? ショッピングセンターの帰り、ちょっと涙ぐんだような。 いや、あれはカウントしないことにしよっと。