俺のこと、好きっていいなよ。




抱き締められるどころか、男の子とこんなに密着したことのないあたし。

幼なじみの夏希だってわかってても、心臓はドキドキを超えてバクバクしてる。


夏希の言ってることも頭ではわかってるのに、返事ができないよ……!



「……陽菜?聞いてんの?」



わずかに体を離されて、じっと見つめられる。


なっ……!!

ものすごく恥ずかしいんですが!!



「も、森谷先輩には彼女がいるの!だからあたしは……告白する前にフラれちゃったってわけ!」