「グローザーパーゴス」 空気が凍り始めた。 乾いた空気が苦しい。 涯も苦しそうだった。 まだ、まだだ・・・・。 「う・・・。かはぁ・・・・」 過呼吸気味になってきた。 涯が膝をつく。 「が・・・い・・。」 「なにしてるなん? 自ら死を選ぶなん? だったら、そうさせてあげるなん!!」 ズロー自らが動いた、その時を狙い、 「涯!!」 「炎虎ー!!!」 力いっぱい叫んだ。 涯が元から作っておいた水の鳥が上に飛び、はじけた。