ぎゅっと目を閉じた。 なにかに包まれる感触と少し体に衝撃がきた。 恐る恐る目を開けてみると・・・ 雷の顔があった。 「え?」 「バカ野郎!! ボーっと突っ立ってんじゃねぇぞ!? 死にてねぇのか!!」 いつも表情をそんなに変えない雷が凄く怖い顔をしていた。 「黎奈ちゃん! 大丈夫?怪我とかない?」 声がした方を見ると私と雷の前に立ち塞がるように風雅がいた。 「助けてくれたの・・・?」 「当たり前だ。言ったろ? なにがなんでも守ってやるって」 その言葉に涙がでそうになった。