神聖魔法団【上】




帰る準備を黎兎としていたら







「黎奈ー」







名前を呼ばれ振り返る。








「連絡先交換しない?黎兎くんも」







天音が携帯を出しながらこっちに近付いてきた。








「あ、いいよー」





「俺もー」






私たちも携帯を取り出し、天音と交換する。








「よし、これでいつでも連絡できるね。
ありがとう!」







「私の方こそありがとう」




黎兎は軽く礼をする。