「あ、そういえば魔法の書っていうのがあるんだっけ?」 お母さんがふと思い出したように言う。 「そうそう。どこかにあるみたいだけど・・・」 「やっぱ父さんの部屋じゃね?」 そうだよなー。 「それじゃあ行きますか」 私たちは涙を拭いてお父さんの部屋に行った。 懐かしかった。 黎兎と喧嘩した時は よくこの部屋に来てお父さんに泣きながら話してったけ。