グイグイと引っ張る空李君。


ど、どうしよう!?


ママも行っておいでっていっているし、あたし、参加してもいいのかな?


「行ってらっゃい、未玲」


「……う、うん……行ってくる」


こうして、あたしは《鬼龍》の走行会に参加することになったのだった。