そんな大切なことはちゃんと伝えてよ!!


そう思い、思わずため息を吐き出す。


それを知っていれば今日1日でこんなに疲れることはなかったのに。


「ごめんね未玲。ママすっかり忘れちゃってた」


「ううん。今日初めて知ってビックリしたけど、大丈夫だよ」


そう答え、知らずに結婚したワケじゃないくよかったと、胸をなで下ろす。


ママも、暴走族とかそんなに好きじゃないと思うんだよね。


「陸真君たちは、ちゃんと責任を持って自分たちのやりたいことをしているのよ。


チームをまとめて、その中でやりすぎないように制御しているの」