最強鬼龍~3兄弟のお姫様~

海都の言葉にあたしは目を見開いた。


「な、なに言ってるの!? そんなハズないじゃない!!」


ブンブンと首を左右に振って海都の言葉を否定する。


あたしが好きなのは海都だよ!!


と、思わず口をついて出そうになったけれど、なんとか我慢した。


「へぇ……」


海都は無表情のまま小さくそう返事をする。


「なんで……そんなこと聞くの?」


海都の他の誰かを好きなのかと聞かれると、胸がチクチクする。


針で刺されているように痛い。


「別に」


海都はぶっきらぼうにそう言い、勉強の戻って行ったのだった。