「2人とも、よろしくね」


そう言うと、陸真さんは「こちらこそ。困ったことがあれば3年の教室にいつでもおいで」と、笑い。


海都はフンッと軽く鼻をならし「あぁ」と、ぶっきらぼうに答えたのだった。