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あたしが着替えを終えて下へ下りて行くと、3人とも準備を終えて待っていた。


階段を下りながらその様子を見ると、3兄弟の存在感に今さらながら圧倒される。


みんな特攻服がよく似合っているし、その中に自分がいるのだと思うとなんだか奇妙な気分になった。


「お、おまたせ」


「あぁ。じゃぁ行くか」


陸真さんがそう言う。


そしてあたしたち4人はドアを開けたのだった。