「あたしも……一緒に?」


「当たり前じゃん! 未玲お姉ちゃんは《鬼龍》のメンバーなんだから!」


「空李君……」


そっか。


あたしも《鬼龍》のメンバーなんだ。


みんなの仲間なんだ。


「うん、わかった!」


なんだか嬉しくなって、あたしはベッドからすぐに抜け出した。


まだそんんい汚れていない特攻服をクローゼットから取り出す。


まさか、こんなに早くこの服をまた着ることになるとは思っていなかった。


「じゃぁ、あたし着替えるから」