その様子をクスッと笑いながら見送る。


仲良しだなぁ……。


あたしも着替えてこよう。


お腹減っちゃった。


グゥゥとお腹が鳴って、ラセン階段を上り自室へと入る。


部屋着に着替えようと下着になったその時だった。


ガチャッとドアの開く音がして、あたしはハッと振り向いた。


「海都!?」


そこには冷たい顔の海都が立っていて、あたしは咄嗟に脱いだ服で体を隠した。