考えているうちに
私はズルズルと連れて行かれていた


お弁当と共に





着いたのは
屋上…ではなく

屋上の手前にある階段

屋上の一階下までしか教室がないため

誰にも見られずに食事が取れる状況


「大丈夫?」

「え!?な…なにが…?」


唐突な質問

私はなにか心配をかけた…?


「みんなからじろじろ見られていて、困ってたから」

「…ち…注目されること…に…慣れて……ないから……」


たしかに
ここは人の目につかないけど…