「でさ、今日会った時に気になってたんだけど…わかるよね?」

「…はい…」

「今にも泣きそうな顔っていうか、追いつめられてるっていうか……苦しそうだったんだよ」



そんな顔してたの…?


「なにがあったか話してみ?少しはスッキリするから。そのために日暮が私を選んだわけでしょ?」

「……あ……はい」


そうだ
先生を紹介してくれたのは青くん

青くんはいつでも私のことを考えてくれてるのに

…やっぱり私は最低だ…


「ほら、自分追い詰めてないで、私に言っちゃって?ムシしないでよね」


笑顔でそう言う先生


話を聞いてもらわなきゃ


さぁ

どこから話そう…?