殻の内


悩み 相談 なにか…なにか…


「…あの……あ、青くんはちょっと…」

「え?」

「いっいいから」


そのまま青くんには

会話が聞こえないくらいの距離で待っていてもらった


「で?日暮を外したなら日暮の話でしょ?恋か?悩み?なかなか手出してこないとか?ほれほれ言ってみ?このお姉さんに♪」


先生!オヤジ化してます!!

しかも私たち付き合ってません!!

その上あなたは先生です!!


…そういえば

さっきから私
本当に先生の言動に対してツッコミ入れまくり…

こういう先生だと

結構安心して話せるものなんだね


「先生が…言わせようとするから記憶を探って語ろうとしているだけです。あと、青くんとは付き合っていないので…手出すとかありえないです…けど…」

「ん?別に付き合ってなくても唇奪われることくらいあるでしょうよ。たまに」


なくないですか!?