ありがたいけど 教えてもらうにはまだ 抵抗が抜けませんっ!! 「……灯里」 「え?」 「灯里は勉強が苦手?」 「…あ……ごっごめんっ…」 「それならさ、灯里の好きなことのために頑張らない?」 「私の好きなこと…?」 「そう。争うことが好きな人は、順位のために。知りたいと思う心があれば自分のために。人の力になりたかったりするなら…大好きな人のためだったり…ね?」 順位より 自分より 何より・・・