「顔、真っ赤だよ?」


ドキッ

え!?

私っ顔...


「悔しいな〜……灯里ちゃんの気持ちが他に向いていること」

「ごっ…ごめんなさい…」

「でもね、灯里ちゃんが選んだ結果なら、それを受けとめる。きちんと、これも思い出として...」

「…癒歌くん…」


癒歌くんには
本当に参っちゃうなぁ〜


傷付けないように返事しようとしてたのに

それすらも思い出にするなんて言って


私を困らせないようになんだろうけど…

本当に優しいんだから