―――きっとはじめから、出会ったときから。







 “美藍”に惚れてたんだ。







 存在に。オーラに。笑顔に。涙に。優しさに。

 ……スベテに俺は「好き」になっていったんだ。







 桜が似合う君が、たまに儚く消えていってしまうのではないか。と心配になる。






 いつまでも俺らの近くにいてほしい。





 それはわがままなのだろうか。