「どうして…ここに……? 和也、紺、昂、奏多、美橙…。 銀、拓真、玄、徹…。 なんで……っ」 会いたかった。今、会いたかった。 そう言ったら、笑われるだろうか。…試してみよう、なんて思えなかった。笑われたら恥ずかしいじゃん? 「また会える日までの…お別れをしにな」 代表して銀が答えると、私は「え?」と聞き返すように言った。 「……お別れ?それはこの前……、影狼を倒した次の日に話して言ってくれたじゃん。『いってらっしゃい』って。『バイバイ』って」