歌姫桜華



 私と和也が出るんだ。



 急いで私は位置についた。





「いちについて、よーい」




 パァンッッ!!




 町村先生が出した合図で、私は走り出した。


 スタートダッシュカンペキ。


 私は、真剣に走った。



 そして二番手にバトンを預けた。




 ふぅ~。疲れたぁ。




 額に滲み出てる汗を腕で拭って、


 私は今の選抜リレーの様子を伺う。



 …あ、今ちょうど三番手にバトンが渡った。


 僅差で赤が勝ってる。


 頑張って!!紅組!!!