難プリ(難アリ王子様)

「!!??」

ばっ!!

私は勢いよく声の方を振り返った。

そこには長身の男性が立っていて――・・・。

「幽霊が、なに?」
にこっと笑って話し掛けてきた。

えええええ!?

だってそっちは私が走って来た方向で・・・誰もいなかったハズなのに!!

「――ま、まさか・・・ゆーれぇ・・・」
こんな昼間っから!?

「ユーレェって・・・俺の事ぉ?」
その男は、きょとんとして首を傾げた。

「だってっ、さっき一瞬、消えたし――・・・。それに突然現れたじゃないっ!」

「ん~・・・。気のせいじゃない?俺はずっとココにいたよ~」

「っそ、そうなの???」

本人がそう言うなら・・・そうなのかも・・・。
じゃあ、私の見間違い・・・???