ジュリの泣き声が、喚くような大声から少しずつ小さくなり、ひっくひっくと嗚咽を洩らすだけになった。
それに従うように、ヘレンに委ねた小さな身体の重さが増してゆく。
(………あら。
泣き疲れて眠くなってきちゃったのね)
ヘレンは口許を緩める。
身体を少しずらして、ジュリの顔を覗き込んだ。
案の定、目を閉じている。
(かわいい…………)
ヘレンは心の動きにまかせて、ジュリの頭を撫で、ぎゅっと抱き寄せた。
(この子が生まれた時からずっと、お母さんの代わりにあたしが面倒みてきたんだもの。
あたしが母親みたいなものなんだわ。
それなのに、この子を置いてどこかに行こうなんて………。
ほんと、あたし、どうかしてたわ………)
それに従うように、ヘレンに委ねた小さな身体の重さが増してゆく。
(………あら。
泣き疲れて眠くなってきちゃったのね)
ヘレンは口許を緩める。
身体を少しずらして、ジュリの顔を覗き込んだ。
案の定、目を閉じている。
(かわいい…………)
ヘレンは心の動きにまかせて、ジュリの頭を撫で、ぎゅっと抱き寄せた。
(この子が生まれた時からずっと、お母さんの代わりにあたしが面倒みてきたんだもの。
あたしが母親みたいなものなんだわ。
それなのに、この子を置いてどこかに行こうなんて………。
ほんと、あたし、どうかしてたわ………)



