天と地の叙事詩Ⅱ Epic of the Ether

「ジュリ! ジュリ!!


心配したのよ!?」






「うぁあ〜〜」





ジュリは泣き喚き、言葉も出せなかった。




どこか怪我をしてはいないかと、ヘレンはしゃがみ込んでジュリの全身を確かめる。





「あっ!」





ジュリは、裸足だった。




柔らかな小さい足は、石で擦ったり草で切ったりしてしまったらしい、細かいたくさんの傷でぼろぼろになっていた。





「ジュリ………。


あたしに会うために、こんなになってまで、来てくれたのね………」





ヘレンは言葉を詰まらせながら、ジュリをぎゅっと抱きしめた。