髪を結い終えたので、ヘレンは包帯を再び手に持った。
セカイの胸元に頬を寄せるようにしながら、包帯を巻きつけていく。
ーーーまるで、胸の中に飛び込んだみたい。
そんな錯覚を覚えながら、ヘレンは右手で包帯の先を薄い背中へと回し、左手に移し替える。
その動作を繰り返している間、セカイの静かな吐息が、ぱさついた赤毛を微かに揺らしているのをヘレンは感じていた。
時折視界に入ってくるセカイの胸は、光を受けて、透けそうなほどに白い。
首の後ろまで日に灼けて浅黒い肌を自覚しているので、ヘレンはいたたまれなかった。
知らず知らずの間に息を止めていたヘレンは、息苦しさにはっとして身を引いた。
そして、一気に息を吐き出し、肩で呼吸をする。
その様子をセカイが不思議そうに見ているので、ヘレンは顔を赤らめた。
気まずさを隠すように「よし、完了!」と言い、セカイの顔を見る。
「じゃ、また夜、来るから………。
大人しく寝てるのよ」
セカイは口許を微笑ませて、「はぁい」と素直に答えた。
セカイの胸元に頬を寄せるようにしながら、包帯を巻きつけていく。
ーーーまるで、胸の中に飛び込んだみたい。
そんな錯覚を覚えながら、ヘレンは右手で包帯の先を薄い背中へと回し、左手に移し替える。
その動作を繰り返している間、セカイの静かな吐息が、ぱさついた赤毛を微かに揺らしているのをヘレンは感じていた。
時折視界に入ってくるセカイの胸は、光を受けて、透けそうなほどに白い。
首の後ろまで日に灼けて浅黒い肌を自覚しているので、ヘレンはいたたまれなかった。
知らず知らずの間に息を止めていたヘレンは、息苦しさにはっとして身を引いた。
そして、一気に息を吐き出し、肩で呼吸をする。
その様子をセカイが不思議そうに見ているので、ヘレンは顔を赤らめた。
気まずさを隠すように「よし、完了!」と言い、セカイの顔を見る。
「じゃ、また夜、来るから………。
大人しく寝てるのよ」
セカイは口許を微笑ませて、「はぁい」と素直に答えた。



