ヘレンは一旦包帯を畳み直して置き、セカイの後ろに回った。
纏まりの悪い赤毛を結んでいた二本の髪紐を解く。
そのうちの一本で手早く自分の髪を結び直して、残りの一本でセカイの髪を結ぶことにした。
セカイの背後に回り、その金栗色の髪を手に取る。
毎度のことながら、その繊細さに驚いてしまう。
絹糸のように艶のある細い髪は、結わう動きに合わせて、光をきらきらと反射した。
(ーーーこんなに長い髪なのに、自分で結べないなんて………。
いつもは、誰にやってもらってたのかしら………)
考えても仕方のないことを、ヘレンはつらつらと考えている。
その間セカイは、何かを思い出してでもいるのか、心地よさそうな表情をしてされるがままになっていた。
纏まりの悪い赤毛を結んでいた二本の髪紐を解く。
そのうちの一本で手早く自分の髪を結び直して、残りの一本でセカイの髪を結ぶことにした。
セカイの背後に回り、その金栗色の髪を手に取る。
毎度のことながら、その繊細さに驚いてしまう。
絹糸のように艶のある細い髪は、結わう動きに合わせて、光をきらきらと反射した。
(ーーーこんなに長い髪なのに、自分で結べないなんて………。
いつもは、誰にやってもらってたのかしら………)
考えても仕方のないことを、ヘレンはつらつらと考えている。
その間セカイは、何かを思い出してでもいるのか、心地よさそうな表情をしてされるがままになっていた。



