セカイは、飲み干した擂鉢の底をじっと見つめている。
「セカイ、どうかした?」
ヘレンが問いかけると、セカイが目を見開いて見返してきた。
「ーーーこれ、君が作ってくれた薬湯なんだね?」
「あ、う、うん………。
ハンナ婆さんって人に、教えてもらったの、怪我に効く薬草を………」
セカイは、ゆったりと唇の端を上げ、優しく目を細めて、笑った。
「………ありがとう、ヘレン。
僕、嬉しいよ。
君、とっても優しいね」
蕩けてしまいそうな、透明な笑みだった。
ヘレンは口をあんぐりと開いたまま、固まった。
「セカイ、どうかした?」
ヘレンが問いかけると、セカイが目を見開いて見返してきた。
「ーーーこれ、君が作ってくれた薬湯なんだね?」
「あ、う、うん………。
ハンナ婆さんって人に、教えてもらったの、怪我に効く薬草を………」
セカイは、ゆったりと唇の端を上げ、優しく目を細めて、笑った。
「………ありがとう、ヘレン。
僕、嬉しいよ。
君、とっても優しいね」
蕩けてしまいそうな、透明な笑みだった。
ヘレンは口をあんぐりと開いたまま、固まった。



