とりあえず、セカイの手から擂鉢を取り上げ、床に置く。
そして、きょろきょろと小屋の中を見回した。
その動作を見ていたセカイが、ゆっくりと首を傾げる。
「ヘレン、なにを探してるの?」
ヘレンは振り向いて答える。
「ああ、なにか薬匙みたいなもの、ないかなって思って………」
セカイは「いらないよ」と少し柔らかい声音で制した。
「匙はいらないよ。
身体を起こすのだけ、手伝ってくれない?
力が入らなくって、自分じゃ起きられないんだ」
それを聞いて、ヘレンの方が驚いた。
「えっ! あなた、痛くないの?
お腹に怪我してるのよ、起き上がったら絶対に痛いわよ!」
ヘレンはセカイの肩に手を置き、動かないように少しだけ力を込めた。
そして、きょろきょろと小屋の中を見回した。
その動作を見ていたセカイが、ゆっくりと首を傾げる。
「ヘレン、なにを探してるの?」
ヘレンは振り向いて答える。
「ああ、なにか薬匙みたいなもの、ないかなって思って………」
セカイは「いらないよ」と少し柔らかい声音で制した。
「匙はいらないよ。
身体を起こすのだけ、手伝ってくれない?
力が入らなくって、自分じゃ起きられないんだ」
それを聞いて、ヘレンの方が驚いた。
「えっ! あなた、痛くないの?
お腹に怪我してるのよ、起き上がったら絶対に痛いわよ!」
ヘレンはセカイの肩に手を置き、動かないように少しだけ力を込めた。



