セカイが寝ている小屋に着き、ヘレンはそっと戸を開けた。
細い隙間から中を覗き込んでみると、セカイは微動だにせず横たわっている。
まだ眠っているのだろうと思い、ヘレンは音を立てないように戸を閉めた。
小屋の近くにある井戸で、竹筒に水を汲む。
少し離れた浜辺まで行き、山で集めてきた枯葉や枯れ枝を使って、焚き火を起こす。
その焚き火で湯を沸かしている間に、ハンナから借りてきた擂鉢と擦り棒を使って、薬草類を液状になるまで細かくすり潰した。
浜砂に密着している足の裏は焼けるように熱く、身体中の汗も止まらなかった。
顎先からぽとりと零れた汗が、怪我をした手の甲に落ちて、ひどく沁みた。
やっと沸き上がった湯を、薬草の入った擂鉢に入れ、丁寧に溶いていく。
「………ふぅ、できた」
ヘレンは一息ついて、擂鉢を持って立ち上がった。
細い隙間から中を覗き込んでみると、セカイは微動だにせず横たわっている。
まだ眠っているのだろうと思い、ヘレンは音を立てないように戸を閉めた。
小屋の近くにある井戸で、竹筒に水を汲む。
少し離れた浜辺まで行き、山で集めてきた枯葉や枯れ枝を使って、焚き火を起こす。
その焚き火で湯を沸かしている間に、ハンナから借りてきた擂鉢と擦り棒を使って、薬草類を液状になるまで細かくすり潰した。
浜砂に密着している足の裏は焼けるように熱く、身体中の汗も止まらなかった。
顎先からぽとりと零れた汗が、怪我をした手の甲に落ちて、ひどく沁みた。
やっと沸き上がった湯を、薬草の入った擂鉢に入れ、丁寧に溶いていく。
「………ふぅ、できた」
ヘレンは一息ついて、擂鉢を持って立ち上がった。



