「皇太子殿下ーーークオン様。
先日わたくしが啓上いたしました件、お考えいただけましたでしょうか」
周囲には聞こえないよう、囁くような声でミチハが言う。
クオンは目を見開いた。
そうして今度は、睨みつけるように目を細める。
「ーーー何のお話でしょうか。
私には覚えがございませんが……」
ミチハはふんと鼻を鳴らし、次はミカゲに目を向けた。
「光宮さま。
この度は、ご婚約おめでとうございます」
ミカゲは一抹の不安を抱えながらも、上品な笑みを浮かべてミチハに応えた。
「ミチハ様、ありがとうございます」
先日わたくしが啓上いたしました件、お考えいただけましたでしょうか」
周囲には聞こえないよう、囁くような声でミチハが言う。
クオンは目を見開いた。
そうして今度は、睨みつけるように目を細める。
「ーーー何のお話でしょうか。
私には覚えがございませんが……」
ミチハはふんと鼻を鳴らし、次はミカゲに目を向けた。
「光宮さま。
この度は、ご婚約おめでとうございます」
ミカゲは一抹の不安を抱えながらも、上品な笑みを浮かべてミチハに応えた。
「ミチハ様、ありがとうございます」



