高校生の頃はことあるごとに菜奈を思い出しては泣いていた。 あの頃の自分は女々しかっただろう。 そんな僕を助けてくれたのも如月だ。 そんな如月と今日も絡んでいた。 別に何ともない一日。 そんな日が終わろうとしていたはずだった。