気づいたら、菜奈に僕の思いを
言ってしまっていた。



パーーンっ!!!!!



2人の間には花火の音だけが響く。

菜奈の顔は少し悲しそうで…
口元を見ると


ほ、ん、と、な、の。



と動いていた。


菜奈…




僕はゆっくりうなずいた。