あるとき、
また、曲を作ってほしいと
菜奈の事務所から言われた。


断るなんて選択肢はないんだ。



言いくるめられて終わりだ。
そして、二度と作曲なんて
出来なくなるだろう。


それは僕の生きる価値を無くすことになる。