でも、親から離れた次の日。

あたしはあの男に閉じ込められた。
スタジオとか以外行けない生活になってしまったのだ。



「おまえはもう、俺から逃げられない」




そう笑う男にあたしの心は壊れた。



なのに、それがいけなかったのか?



悲劇の歌姫。

そういった異名であたしは
売れ出したのだった。