「悠太ならいけるよ。
 俺はそう信じるからな」

「あたしだって。
 菜奈に会ってきてよね!」



あたしたちのそういう声は
海藤に届いたかなんて、
分からないけど、
きっと、届いたよね?


海藤なら…
信じてるんだから。