そう、メグの作戦。 たぶんサイトの存在自体を知らないであろう信吾君の下駄箱へ手紙を入れる。 「メッセージ読んで下さい」って書かれてればさすがにチェックするだろうって……。 信吾君の反応が怖いけど、確かにこのままじゃずっとすれ違いのまま……私の存在なんて知って貰えないよね? せめてユイみたいに美人だったりしたら……良かったんだけど。 「書けた??じゃあ行こうっ」 元気なメグに手を引かれて……本当に、信吾君の靴の上へ手紙を置いてきてしまった。