僕は駅前までやって来た。

駅前はちょっとした広場になっていて、様々なお店が軒を並べている。

僕はその中の一軒の喫茶店に入った。

一番奥の窓際の席に座る。

すぐに店員が注文を取りに来た。

コーヒーを一杯注文する。

コーヒーはすぐに運ばれて来た。

僕は、コーヒーを一口啜ると、ジャケットのポケットから手帳を取り出した。

「さて・・・」

そう、小さく呟(つぶや)くと、僕はおもむろに手帳を開いた。