あれから三ヵ月、秋もずいぶんと深まった頃。

僕の元に一通の手紙が届いた。

冬子さんからの手紙だった。

あの冬子さんの輝くような笑顔が鮮やかに脳裏に甦る。

冬子さん、元気にしてるかな?

懐かしさがぐっと胸に込み上げる。

僕はいそいそと手紙の封を切った。

おもむろに手紙を読み始める。