「いぇ・・・。

では、さっそく、除霊に取り掛かりましょう。

必ず、秀美さんを救ってみせます」

冬子さんが強い決意を込めてぐっと宙を睨み付ける。

「よろしくお願いします」

僕は再び深々と頭を下げた。