「秀美もすごく残念がっていたよ・・・」

カマを掛ける。

敬子ちゃんが深々とうなづいた。

「あの四人はすごく仲が良かったから・・・」

ビンゴだ。

やはり、冴神光、尚子ちゃん、秀美は顔見知りだったのだ。

しかし、4人?

もう一人は誰だろう。

まぁ、この際、それはどうでも良いが・・・。

敬子ちゃんが話し続ける。

「今、劇団で噂になっているんだよね。

これって、月島麗子の呪いじゃないかって・・・」