彼女は、僕と秀美の共通の友人で、たまに三人で一緒に遊んだりしていた。

「秀美ならまだ来てないよ~」

敬子ちゃんが言葉を継ぐ。

もちろん解っている。

「そっかぁ~。

ありがとう」

僕は適当に話を合わせた。

「あっ、ところで敬子ちゃん、今、暇?」

僕は取り合えず敬子ちゃんからいろいろ話を聞く事にした。

「なんで?」